突然ですが今あなたの家の玄関にはいくつ鍵穴がありますか？

ここ10年前後に建てられた新築のマンションや一戸建て住宅の玄関にはほぼ確実に2つ以上カギ穴がついています。

また、最近ではもともと1ロックの玄関に後付けでカギ穴を増やしているお宅もよく見かけます。
1ドア2ロックにすることで得られる効果はいくつもあります。

まず、泥棒に時間をかけさせることができます。
1つより2つあったほうが当然不正な解錠に時間がかかります。
データでは泥棒の9割が10分以上住宅に押し入れない場合犯行をあきらめています。

また、扉と戸枠の隙間からデッドボルト(鍵と連動しているカンヌキのこと)が見えてしまっている場合バールによるこじ開けをされる場合がありますがもうひとつ後付けの面付補助錠(扉の内側に箱のような錠前が付いている物)があれば外からはカンヌキが見えないので簡単にこじ開けはできなくなります。
隙間を隠すガードプレートなども有効ですね。

そして、これが1番重要と言っても過言ではないのが”見た目“です。
もしあなたが泥棒ならカギが2つ付いている家と、1つだけ付いている家のどちらをターゲットにしますか？
ほとんどの人は1つのほうをターゲットにするでしょう。
要するに補助錠を付けるということは「自分の家は他の家より防犯を意識しているぞ」という泥棒への宣言なのです。
現在1ロックのお宅は2ロックにすることを絶対オススメします！